スマホゲームの情報サイト。“モンスト プロツアー”などを取材する『モンスト』担当編集者が代表で予想。
第 5 戦から総合獲得ポイントの上位チームは、タイムアタック Round で安定したタイムが出せる編成で挑み、トーナメントの位置は戦いやすい場所を選びながらポイントを稼いでくると予想。そこで役に立ってくるのが“後攻でも勝てる力”のはず。
現在の上位チームのなかで、先攻・後攻の勝率がどちらも高いのは“今池壁ドンズα”と“アラブルズ”。しかも、この2チームは、平均タイムや平均手数の戦績を見ても、どのステージでも好成績をあげていることからも、後半戦で活躍しやすいチームといえます。
“Cats”は現在6位のチームですが、試合数は違うものの“今池壁ドンズα”たちと似たような戦績。後攻勝率が60%で、先攻は56%と、どちらも自信を持って挑んでいるはず。また、“Cats”はタイムアタック Round を好タイムで突破する力も持っています。勝ち星を上げて、上位争いに食い込む要素は十分に揃っています。
“ᎶᏤ”は今大会のバトル Round でとくに強さが感じられるチーム。平均タイムや平均手数の戦績もよいので、後半戦も累計ポイントを積み上げてくるでしょう。ただ、ツアーファイナル出場が早々に決まると、レギュラーシーズンでは手の内を見せなくなる可能性がありそうです。
今大会の“4Sleepers”は、先攻ピックを活かして勝ち上がっている印象です。後半戦でもタイムアタック Round で上位になれば、71%を誇る先攻勝率通りに、勝ち続ける可能性は高く、同ランクのどのチームよりもポイントを稼ぐはず。 A ランクか悩みましたが、後攻勝率が43%だったのが気になったので、こちらのランクにしています。
“【華】獣神亭一門”は、バトル Round で勝ちきれず、その力がまだ発揮できていないのですが、前大会では後半戦から追い上げを見せたチームです。今大会はタイムアタックの結果はいいようなので、これからの巻き返しに大いに期待できます。勝ち始めたら要チェックです!
“はなっぷ”と“ろくまる◢⁴”は、戦績データを比べると似たような数値で、後攻勝率がとくに高いことが特徴です。“ろくまる◢⁴”は第 4 戦でそのテクニックを見せつけ、“はなっぷ”は第 3 戦で会場を沸かす編成で活躍しています。後半戦から登場するステージでは意外性のあるピックと、立ち回りで上位チームからでも勝ち星を上げそうです。
このランクは、決まった場所に丁寧に配置しながら進めていく“固定打ち”の色がとくに濃いチームをおもに選んでいます。各チームともに理想とする立ち回りを毎回決められるかが勝因になってくるので、戦績データを参考にしながら勝敗を予想するのが難しいと言えます。
“どんどんススムンガ”がモンストグランプリ 2019の決勝戦で見せつけたように、驚きの試合運びを続けてやってくる可能性があるのも、このグループでしょう。
後半戦のベスト4から“ピックの先攻後攻選択権かステージ選択権が選べる”ルールが採用されるので、このグループに有利となるケースもありそうです。また、前半戦では使われなかったステージが登場します。ステージによって“固定打ち”のしやすさが異なるので、前半戦とは大きく異なる結果になる可能性もあります。
“今池壁ドンズα”はモンスターストライク プロフェッショナルズ 2018 やモンストグランプリ決勝大会など、大舞台での優勝経験を持つチームだけに、今大会でもその経験が大きく活かされるはずです。
注目したい戦績は、やはり平均タイムと平均手数。各ステージでいい戦績をあげているので、そのデータ通りにツアーファイナルでも見せてくれるでしょう。それに加えてバトル1優勢率が71%と飛び抜けて高いことも見逃せません。序盤からリードして、相手チームにプレッシャーを与える。これも大きな武器だと思います。