そーせーじ選手
――Google Play の“勝敗予想キャンペーン”サイトの戦績を見ると、“ろくまる◢⁴”は後攻を取ったときに善戦しているというデータがあります。作戦やピックにおいては、後攻のほうが得意なのでしょうか?
そーせーじ
詳しくは明かせない部分もありますが、後攻のほうが好きではありますね。うちは相手チームが“どのモンスターを取るか”ということに加えて“このモンスターは取らない”という想定もしており、そのあたりに後攻を取ったときのアドバンテージがあるのかもしれません。
――モンストグランプリ 2019 アジアチャンピオンシップからの戦いを見ていると、劣勢に強く、ラストバトルに入ったときに劣勢の状況から逆転するという戦いが何度かありますね。
そーせーじ
“ろくまる◢⁴”の持ち味は勝負強さ、粘り強さです。プロツアーでも、先ほど話に出た第 4 戦大阪大会の“天界の双竜”では、厳しい状況でも落ち着いて正しい角度でショットを打つことができました。あの戦いは皆さんにも強い印象が残せたのではないでしょうか。
――モンスト プロツアー 2019-2020 で初参戦ですが、プロツアーの使用ステージについて、どのような印象をお持ちでしょうか?
そーせーじ
年々プレイヤーに求められるスキルレベルが上がってきていて、今回は『モンスターストライク』(以下、『モンスト』)自体のうまさが問われるステージが多い印象です。個人的に“翠撃の隊士”(永倉新八)が気に入っており、立ち回りの幅広さやダメージを出した時の気持ちよさが考察と試合を楽しくさせてくれているように思えます。
──第 4 戦(大阪会場)の“4Sleepers”戦では会場を沸かすテクニックも飛び出しました。
そーせーじ
そうですね。その“天界の双竜”(ゴルディ&バルディ)も印象的です。うちは反射と貫通がバランスよく活躍できるステージが好きなチームだと思います。
――『モンスト』から追加されたステージについては、いかがでしょうか?
そーせーじ
正直なところ、苦しめられています(笑)。“天使を狩りし暴魔の刃”(アマイモン)については、後攻でもキッチリ勝てるように練習しないといけませんね。他の『モンスト』ステージで、使いたい立ち回りがあるため、本番で見せられるように勝ち進んでいきたいです。
――新ステージのなかで、得意なステージはありますか?
そーせーじ
やりやすいのは“紅音の鶴少女”(おつう)です。仕組みを理解するまでが難しいですが、各チームの編成を見てもあまり違いはないですし、見ていてもわかりやすいのではないでしょうか。逆に難しいのは、『モンスト』から追加になった激究極や超絶。単純にクリアするのは簡単ですが、試合で勝つとなると途端に難しくなる感じです。
――“ろくまる◢⁴”はモンストグランプリ出場を何度か経験されていますが、チームの特徴など、皆さんに見ていただきたい部分はどこでしょうか?
そーせーじ
坂道が好きです。健康にいいですよね……それはさておき。とにかく楽しそうに笑ってプレイすることがモットーなので、試合中はメンバーの表情も見てほしいです。実況や解説の方のコメントで爆笑してるのはうちくらいかなと(笑)。あとは“ろくまる◢⁴らしい”と言ってもらえる立ち回りや編成を意識しています。
――解説のS嶋さんには、「もっとも愛されたチーム」と呼ばれていました。
そーせーじ
それは、うちのリーダーの対戦しましょう選手の存在があればこそです。彼はおもしろキャラとして知られているのですが、誰からも好かれていて、知り合いが多い。つねに明るくて、僕は人としても本当に尊敬しています。彼がいるからチームに人が集まっているのだと思います。
――ここまでのバトル Round では、実力を発揮できていないように思われますが、チームの調子はどのような感じでしょうか?
そーせーじ
各々少しずつミスをしてしまっているのが敗因なので、挫けず前向きに練習しています。ただ、切り換えがうまいチームなので、少しずつ試合の感触をつかみつつ、メンタル面もケアしながら次回の大会に向けて調整したいと思います。
――では、これからの戦いについての抱負をお願いします。
そーせーじ
とにかく 1 勝して、勝利した感覚を味わいたいです。ただ、後半戦で上位に入らないとツアーファイナル進出が厳しいため、1 勝だけで満足せず、着実に勝利を積み重ねたいです。ホームの福岡大会も控えているので、より一層気持ちを高めて後半戦に挑もうと思います。
――最後に、投票していただいているユーザー様へのメッセージをお願いします。
そーせーじ
僕らに投票していただいて、ありがとうございます。投票したチームが勝ったり、いい試合をしたりしたときの興奮は自分自身も経験したことがあるので、そんな興奮を皆さんに伝えたり、体験を提供できるようにチーム全員で戦っていきます。応援よろしくお願いいたします! いっしょに坂道を登りましょう。