なんとかキララEL
――“今池壁ドンズα”は第1戦で優勝し、第 2 戦ではタイムアタックが1位通過になるなど、今大会の使用ステージでも強さを発揮しています。まずは、そのステージについて印象をお聞かせください。
なんとかキララEL(以下、キララ)
『モンスターストライク スタジアム』オリジナルの新ステージは、4 つともお互いミスがなければ最後までハラハラして楽しめますが、逆に言えば気持ちが休まらないといった印象です。プレイ中は寿命がたくさん縮みますね(笑)。
──『モンスターストライク』から追加されたステージの印象はいかがですか?
キララ
その 4 つのステージに関しては、ダウンしやすいステージと、容易に突破しやすいステージが盛り込まれています。なので、発表されたときは、今大会用に選んだ基準やコンセプトがわからなかったといった印象です。
――となると、今回大会のステージは“今池壁ドンズα”的に難しいものが多いといった感じでしょうか?
キララ
バトル Round では難しくなりなすね。たとえば、前半エリアでミスショットをすると、相手チームに追いつくのが厳しくなります。そのうえ、前半エリアの難度は高めといった感じです。
──より慎重に立ち回る必要がありますね。プレッシャーも凄そう……。
キララ
慎重に進めても、まさかのミスが発生しやすいです。そうならないために、今回の練習は“ミスを減らす”ことに集中しています。ただ、これまで僕たちは“ミスしたあとのリカバリー”を重視した練習だったので、今回の練習には少し抵抗があったりします。
――“今池壁ドンズα”はミスなく立ち回るといったイメージがあったので、リカバリーを重視していたのは驚きです。
キララ
試合では両チームが完璧な立ち回りで終わるケースはほとんどなく、片方もしくは両方がどこかでミスをします。それなら、リカバリーの練習をしたほうが強いということになります。それが僕の持論ですが、今回はそれが通用しにくいんですよね……。
――練習についてのこだわり話がでましたが、チームの特徴、大会や対戦時で一番こだわっていることをお聞かせください。
キララ
もっともこだわっていることは勝利です。そのためにできることは試合によってコロコロ変わるので、一貫してこれを行っている、ということはありません。ノリが悪いやつの回答みたいで申し訳ないのですが(笑)。
──勝利にも、完璧な立ち回りを決めるとか、ピックで視聴者を驚かせて勝つなどあると思いますが、そのあたりはどうでしょうか?
キララ
僕は最終的に勝っていればいいです。完璧な勝利はほとんどないですからね。
――では、プロツアーも後半戦に入りますが、今後の戦いの意気込みをお聞かせください。
キララ
目指すはテッペンですね。やれることを少しずつ進めるようにがんばります。ただ、現状首位の“ᎶᏤ”とは最終戦の名古屋まで戦うことがないので……。とりあえず仙台で誰か“ᎶᏤ”を止めて~(笑)。
――“ᎶᏤ”との直接対決が最終戦までないのは厄介ですね。
キララ
昨年は首位のままファイナルに臨めたので気が楽だったのですが……。まぁ、最終戦の名古屋は全チームが出場しますし、獲得ポイントも高いので、そこで直接“ᎶᏤ”を叩くしかないですね。
――“勝敗予想キャンペーン”サイトでは、チームや選手のデータが掲載されいて、“今池壁ドンズα”はバトル 1 優勢率が 71 %と高く、初手からの手順を正確かつ速く遂行していることもデータで確認できます。
キララ
成績データは数値化されると、これほどおもしろいんだと感じました。さまざまなデータはチームの力を測るうえでも重要なファクターなので、それが観戦していただける皆さまの元にとどいているのはワクワクします。選手を知る助けにもなるでしょう。
――選手としても、データの数値は気になりますよね?
キララ
最初は気になりました。「べーこんは打ち出しが速いな!」とか(笑)。データとしても興味深いのですが、それに踊らされないようにしないといけないとも思います。速く打つことを意識しすぎてミスをしたら意味がないですからね。
――打ち出しの速度以外に気になるデータはありますか?
キララ
ここには掲載されていないのですが、ショットの成功率みたいなものがあるとおもしろいと思いました。ただ、何をもってショットの成功とするかの定義がないので、難しいとは思いますが……。
――たしかにそれは知りたいですね。では、最後に投票していただいているユーザー様へのメッセージをお願いします。
キララ
オッズが低すぎて、なんか申し訳ない(笑)。