後攻ピック主体の編成にも理由が!? 妥協せずに難しい立ち回りで勝負

乙くん＠ルイちゃん狂選手

――“はなっぷ”は、モンスト プロツアー 2019-2020 で 2 試合出場しましたが、使用されているステージについて、どのような印象をお持ちでしょうか？

乙くん＠ルイちゃん狂（以下、乙くん）
新ステージは先攻を取った側が圧倒的に有利になるようなところがなく、全体的にバランスが取れていると思います。当初はラミエルを取ったほうが勝つと言われていた“天使を狩りし暴魔の刃”（アマイモン）も、後攻で勝ったチームがいくつか出ていますよね。

――第3戦では“水駆ける天叢雲の皇子”（ヤマトタケル）ではボスのHPを一気に削って会場を沸かす場面もありました。しかも、そのステージでは3戦3勝で得意にしています。

乙くん
やはり“水駆ける天叢雲の皇子”（ヤマトタケル）は気持ちいいですね！　毎年、使用ステージに入れてほしいと思います（笑）。『モンスト』のステージには自信があって、それもチームの特徴のひとつです。

――“はなっぷ”といえば、特徴のあるピックと立ち回りのチームで知られていますが、今大会のこだわりポイントをお聞かせください。

乙くん
妥協せずに難しい立ち回りをやっていきたいので、そこはこだわっています。もちろん勝つことも大事にしたいのですが、観客目線で見て楽しく、おもしろい立ち回りや、意外なキャラピックにもこだわっていきたいです。それと、僕個人の話になりますが、指示においては、どこのチームのリーダーよりも出している自信があります。

――現在、参加が 2 大会のみということもあって、獲得ポイントでは総合10位という順位ですが、メンバーの調子はいかがでしょうか？

乙くん
めずらしく、きよっぴーが不調です。それとは逆に、去年は練習不参加が多かったセイララーイが今年は練習大好きになりまして、去年よりチーム全体で練習する機会が増えています。小陸と僕はいつも通りです。好不調に関わらずメンバー全員にそれぞれ穴があると思うので、みんなで埋め合って調整していきたいです。

――“はなっぷ”は、全チームで唯一 5 人目のメンバーを入れず、結成時からひとりもメンバーが入れ換わっていません。チームの熟成度、チームワークという点ではアドバンテージがあるのではないかと思いますが。

乙くん
内面的な部分では、すごく安定しています。うちはどこのチームよりもメンバー同士の仲がいいのではないかと思っていますね。

――チームの巻き返しが期待されますが、プロツアー後半戦の意気込みをお聞かせください。

乙くん
やりたいことをやるだけです。もちろんツアーファイナルに出場して、そこで優勝を狙いますが、僕たちがやりたいことを妥協したくない。それと、第 6 戦の福岡会場は去年と同様に優勝をもらっていきます！

――“勝敗予想キャンペーン”サイトに掲載されている、チームや選手のデータ、投票結果についての感想をお聞かせください。

乙くん
僕が平均打ち出し速度のタイムが 3 位なのはビックリしました。全然意識してなかったです（笑）。チーム全体で見ても速い。打ち出しの速さを意識しはじめるとミスが増えると思うので、そこは考えなくていいとメンバーには言っていたりします。

――“はなっぷ”は、後攻時の勝率が50％を越えていて、先攻時よりも高いデータが出ています。後攻時のキャラピックがうまくいっているのでしょうか？

乙くん
そうですね。ただ、先攻と後攻でどちらかが有利という考えはありません。僕らは基本的に後攻でのピックを主体にして編成を考えているので、後攻に苦手意識はないです。たとえば、最初に話した“天使を狩りし暴魔の刃”であれば、ラミエルを入れない編制を多めに練習しています。

――ピックにおいても、☆5 のモンスターを積極的に使うなど、特徴的な取り方をすることが知られています。これまでも、ピノキオαや柴田勝家など、他チームでは見かけないモンスターを入れていますね。

乙くん
変わった編制を意識しているわけではなく、それが僕らの最善手で、楽に戦えるということです。他のチームと同じ編制で、同じ戦い方をしても勝てないんです（笑）。それと、難しい立ち回りで魅せたいという気持ちもありますね。

――では最後に、投票していただいているユーザーへのメッセージをお願いします。

乙くん
僕らに投票する“変わり者”の方がいてくださって、めちゃくちゃ嬉しいです。これからも“変わり者”で居続けてください！　そんな“変わり者”が増えれば増えるだけ、僕らも強くなれると思っていますし、しっかり勝利とおもしろさで返していきたいと思っていますので、これからも応援と投票よろしくお願いします！